青森で音信不通の兄を探した、依頼前日に準備したもの
「何を持って行けばいいか、それすら検索してもわからなかった」——先月、八戸市の女性(40代・仮名:田中さん)からそんな言葉が出ました。新学期が始まった9月、子どもの運動会の準備をしながら、ずっと頭の片隅に兄のことがあったと言います。3年以上、連絡が取れていなかった。
青森で人探しを依頼しようと決めた夜、田中さんは「何を用意すれば探せるのか」を必死に調べました。でも、曖昧な情報しか出てこなかった。この記事は、その「依頼前日」の準備を、実際の相談記録をもとに再現したものです。同じ状況にある方に、具体的なイメージを持ってほしいと思います。
依頼者が前日夜に手元に揃えた情報一覧
田中さんが紙にメモしてきた内容は以下の通りでした。①兄のフルネームと生年月日、②最後に住んでいた青森市内の住所(おおよその番地まで)、③最後に連絡が来たLINEのアカウント名と日時、④兄の勤め先だった会社名(退職済み・不確か)、⑤兄の顔写真(スマホに入っていた家族写真を印刷)、⑥兄の元交際相手の名前(連絡先は不明)。「全部ちゃんとそろってるか不安で、前日は眠れなかった」と教えてくれました。
結論から言うと、これで十分すぎるほどでした。人探しの依頼に必要な最低限の情報は「フルネーム・生年月日・最後の居住地・顔写真」の4点です。それ以外は「あれば調査がスムーズになる補足情報」に過ぎません。完璧に揃えようとして依頼をためらうのは、最も避けてほしいパターンです。
事務所が最初に確認した3つのこと
初回面談でこちらが最初に確認したのは、情報の量ではなく別の3点です。①なぜ今、探したいのか(緊急性の確認)——病気や相続など、理由によって調査の優先順位が変わります。②相手が「自分の意思で連絡を絶っている可能性」——これは調査の手法と、発見後の対応方針に関わります。③依頼者自身が連絡を取りたいのか、安否だけ確認したいのか——「生きているかだけ知りたい」という方も珍しくありません。田中さんの場合は「元気かどうかだけ確認できればいい」でした。その一言で、調査の設計が大きく変わりました。
調査開始から連絡確認まで、何日かかったか
田中さんのケースでは、依頼から7日目に兄の現在地が特定されました。青森市を離れ、県外に移っていましたが、定期的に行き来している様子が確認できました。その後、「連絡を取るかどうか」は田中さん自身が決めることです。私たちの仕事はそこで終わります。田中さんは報告書を受け取ったあと、しばらく時間をおいて兄に手紙を送ることにしたと、後日教えてくれました。
人探しは「見つけること」がゴールではなく、「その後どうするか」まで含めて準備してほしい調査です。依頼前日に揃える情報より、依頼前日に自分の気持ちを整理しておくことの方が、実は大事だったりします。
相談だけで終わる方も多いです。それでも全然構いません。青森で人探しを考えている方、まずお電話ください。TEL: 0178-20-7045(青森探偵事務所)/LINE相談: https://lin.ee/1KWflU2
余談ですが——田中さんが持ってきた写真、5年前の家族写真でした。兄が映っていたのは端の方の小さなカット。それでも特定できました。顔写真は「いい写真」じゃなくていいんです。そういう地味なところに、探偵の仕事の大半があります。