正直に言います。「盗聴なんて自分には関係ない」と思っていた人が、実際に調査に来たとき、一番顔色が変わります。夏のこの時期、窓を開けて過ごす時間が増え、家の中の「音」に敏感になるせいか、八戸市内からの盗聴調査のご相談が毎年7月に入ると増えるのです。これは偶然ではないと、10年以上この仕事をしていて感じています。

最近も「夫が帰宅するたびに私のスマホをじっと見ている」「離婚の話し合いの前に、私の言った内容を先回りして対策してくる」という相談が立て続けにありました。盗聴器というと映画の中の話に聞こえますが、八戸市の一般家庭での発見件数は、私たちが知る限り決して少なくありません。

盗聴器はどこに仕掛けられているのか

実際の現場で発見が多い場所をお伝えします。コンセントの差し込み口の内部、エアコンのリモコンの電池ボックス、観葉植物の鉢の底、そして玄関のインターホン周辺。「人が毎日触るもの」よりも「誰も気にしない場所」に仕掛けられているケースが圧倒的に多いです。市販の盗聴発見器では電波を出していない録音型には反応しないものも多く、素人調査では見逃しが起きやすい。

八戸市内でご相談いただいたあるケースでは、テレビの裏側に貼りつけられた小型録音機が、実に3か月間も気づかれずにいました。「家の中で話していたことが職場に漏れている気がする」という違和感が最初のきっかけでした。違和感こそが最大のサインです。理屈で説明できなくても、おかしいと感じたなら、それは調べる理由になります。

盗聴の疑いがあるときに絶対やってはいけないこと

「自分で確かめよう」と市販グッズを買ってくる方がいます。気持ちはわかります。でも、半端な機材で部屋を歩き回ると、盗聴器に内蔵されたアラーム機能が作動して証拠隠滅されるケースがあるのです。相手が仕掛けた側なら、異常を察知した瞬間に機器を回収しに来ます。証拠として残したいなら、動かす前に専門家に動いてもらうのが鉄則です。

また、盗聴調査と並行して、八戸市での浮気調査・不倫調査の依頼と重なるケースも多いのが実情です。盗聴は「監視」であり、浮気の隠蔽や離婚準備の情報収集のために使われることがある。調査を進めると、盗聴と浮気調査が一本の糸でつながっていた、というケースも実際に経験しています。八戸の探偵としてこの地域で10年以上向き合ってきたからこそ、そのパターンが見えてきました。

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この仕事を10年以上続けているのは、「相談してよかった」という一言があるからです。解決した日の朝、依頼者の声が少し軽くなる。それだけで十分だと、今も思っています。